水のコラム

トイレのつまりの症状と自分でできる修理方法5つ

2021年06月25日  トイレのつまり

トイレの水の流れや排水時の異音など、トイレがつまるといくつかの症状が見られます。
完全につまったわけではなく、つまり始めやいくらか引っかかっている状態でも、普段とは違う症状が出ることもあります。
そこで、トイレがつまると出る症状について紹介するとともに、自分でできる修理方法を5つ紹介していきます。

トイレのつまりの主な症状

トイレはタンクに入っている水を流すことで、適切に流れる仕組みになっています。
それがつまりかけたり、つまったりすると、特有の症状がいくつか現れます。
普段からトイレにこのような症状がないか、チェックしてみてください。

・水を排水すると便器内の水位が高くなって徐々に下がる
便器に水を流した直後に便器内の水位がみるみる高くなり、その後は時間の経過とともに水位が低くなっていく症状があるときは、トイレがつまっている可能性があります。

ですが、故意につまらせたわけではなく、日々の利用の上で自然につまる場合に起こる症状です。
時間が経てば水位が下がっていつも通りの状態になりますが、日に何度も水位が高くなる場合は早めに専門業者に見てもらうと良いでしょう。

・タンクから水が少ししか出ない
タンク付トイレの場合、タンクから水が少ししか出ない症状が発生することがあります。
もしくは水はそれなりに出ているように見えても水流が弱い場合があります。
この状態はタンク内のトラブルが考えられますが、大で流すべきものを小で流すような状態になるので、専門業者にタンク内の調整をしてもらうことをおすすめします。

・水を流すとゴポゴポ音がする
水を流したあとに、ゴボゴボ、コポコポなどの空気が移動するような音がするときは、つまっている可能性が高いです。
このような異音がしていても流れているうちは完全につまってはいませんが、放置すると急に水が流れなくなることがあります。

トイレのつまりは放置しても直せるのか

トイレのつまりは放置すると自然に直るものと、そうではないものがあります。

・放置しても直るケース
放置していても自然に直ることがあるのは、トイレットペーパーや排せつ物、トイレに流せるシートなど、柔らかくて水に溶けるものがつまっているときです。
しかも、軽いつまりに限定されます。

状態にもよりますが、トイレットペーパーのつまりなら半日程度で自然に直ることがあるので様子を見てみましょう。

・放置すると悪化するケース
放置すると悪化するのは、おむつや生理用品などの水を吸う異物が原因の場合です。
それぞれ使用済みでも水を吸ってグングン大きく膨らむので、絶対に放置しないでください。

自分でできるつまりの修理方法5つ

トイレのつまりは自分でも修理することができます。
代表的なものを5つ紹介していくので、有事の際に試してみてください。

・お湯とバケツを使う方法
トイレットペーパーなどの水に溶けるもののつまりの場合、バケツに5L程度、45度くらいのお湯を用意して対処します。
便器よりも高い位置からお湯を滝のように注ぎ入れ、1時間程度そのままにしてから流れを確認してください。
流れが直っていればOKです。

・重曹とお酢を使った修理方法
重曹カップ1/4、酢100ml、45度くらいのお湯を便器の半分くらいを目安に用意します。
便器の排水口の水に重曹と酢を入れて、お湯を入れます。
発泡したら1時間ほど放置して、水を便器より高い位置から少しずつ流し、つまりが直っていれば完了です。

・洗剤を使う方法
食器用洗剤を100cc用意して、便器に入れます。
45度くらいのぬるま湯をゆっくり便器に注ぎ、20分ほど放置しましょう。
水位がもとに戻り、その後もぬるま湯を入れても問題なければ完了です。

・ラバーカップ・真空式パイプクリーナーを使う方法
ラバーカップ(スッポン)があるならつまりの際に使ってみましょう!
便器内の水位が高いときは水をくみ出しておき、ラバーカップを便器の排水口に密着させてゆっくり押し付けていきます。
限界まで押し付けたら勢いよくグッと引っ張り、これを複数回繰り返してつまりを直します。

意外と重労働ですし、便器内の水が飛び散ることがあるので、ぞうきんや飛び散り防止用のビニールを被せると良いでしょう。

・針金ハンガーを使う方法
クリーニングなどについてくる針金ハンガーを、トイレのつまり解消の道具にして使います。
針金ハンガーの取手をペンチで切り取り、トイレに入れる先端を輪っか状に曲げます。
そっとトイレに入れてつまりに当たったら、小刻みに動かしてつまりを削りとりましょう。

この時、便器を破損させないように注意してください。
つまりが削れると水が流れはじめ、通常通り流せれば完了です。

子どものおもちゃやプラスチック製品などは取り出すのが基本

トイレに子ども用のおもちゃやプラスチック製品を落としてしまった場合、放置は厳禁です。
必ず取り出すことが基本になります。

自力で修理できないつまりは早めに業者に連絡しよう

とっとり水道職人は、米子市や鳥取市を含む鳥取県のすべてのエリアを対象に水トラブルの解消に尽力する水まわりの専門業者です。
トイレのつまりをはじめ、水回りのつまりや水漏れのことならどんなことでもスピード対応するので、お気軽にお問い合わせください。

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とっとり水道職人(鳥取水道職人) 0120-492-315

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