水のコラム

便器に異物を落としたときにやってはいけない行動2つとやるべきこと3つ

2021年07月24日  トイレのつまり

トイレの便器には通常は排せつ物とトイレットペーパーを流しますが、場合によってはポケットに入っていたスマホや髪につけていたアクセサリーなどを落としてしまうことがありますね。これらの異物を落としたときに慌てないためにも、やってはいけない行動とやるべきことを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

トイレに流して良いものと、流してはいけない代表的なものを確認

トイレの便器には流して良いものと流してはいけないものがあります。普段の使い方の中ではさほど気にしないかもしれませんが、意外と制限された中で使っているのです。それぞれについて、確認していきましょう。

・トイレに流して良いもの
トイレに流して良いものは、原則次の3つになります。

・人の排せつ物(ペットの排せつ物はNG)
・トイレットペーパー
・水

同じペーパーならティッシュペーパーでも良いと考える方もいますが、ティッシュペーパーとトイレットペーパーは異なる性質のものです。ティッシュペーパーは、トイレに流してはいけない異物に分類されるので、覚えておきましょう。

・トイレに流してはいけないもの
トイレに流してはいけないものは、次のようなものが挙げられます。

・ティッシュペーパーやウエットティッシュなど水に溶けないペーパー類
・ペットの排せつ物
・食べ残しや嘔吐物
・おしりふき
・スマホやアクセサリーなどの固形物

流してはいけないものは数多くあり、すべて紹介するのは困難です。反対に流して良いもの以外は、すべて流してはいけないと覚えておくと良いでしょう。

便器に異物を流したときにやってはいけない行動2つ

思いもよらないタイミングで便器に異物を落としたとき、慌てずに対処しないと便器を傷めるばかりか落とした異物も取り出せなくなることがあります。万が一、異物を落としたときにどんなに焦っていてもやってはいけないことを確認していきましょう。

・とりあえずラバーカップを使うのはNG
便器の詰まりを直す=ラバーカップを使えば良いというのは間違いで、ラバーカップは原則、詰まりの原因が柔らかいもののときだけ使えるアイテムです。メガネや子どものおもちゃといった異物の場合は、無理やり排水管へと押し込む可能性があり、カーブしたところで引っかかってしまえば大規模な工事をしなければならないケースも想定できます。たとえラバーカップが自宅にあったとしても、異物に対して使ってはいけません。

・無理やり水を流すのは危険
異物を流したときは、排水レバーを引いて水を流す行為はNG行為です。つい、やってしまう行為なのですが、異物が排水口を塞ぐように引っかかっていたら便器内の水位が上がったり、便器から溢れてトイレが水浸しになったりする恐れがあります。

便器に異物を落としたときにやるべきこと3つ

便器に異物を落としたときに、なるべくやってほしいことがあります。普段の生活の中で誰も教えてくれない内容も含まれているので、ぜひ覚えておいてください。

・便器の水は流さないで!先に汚水桝にスコップなどを立ててガードする
トイレの排水口から下水に流れ込むまでには、汚水桝という場所で一旦流したものを留めてから下水に流すステップがあります。屋外に「おすい」などと書かれたフタがある場合は、そこが汚水桝です。異物を落としたときは、便器の水を流さずにはじめに汚水桝を遮断してみましょう。

汚水桝には排せつ物が一旦集まる溝があるので、下水に流れる前にスコップなどで刺して遮断するのです。排水管を通り運よく流れてきた異物をキャッチできる可能性があります。ただ、マンションでは使えず、集合住宅では近隣住民に迷惑をかける可能性があります。はじめに管理会社や水道業者に連絡を入れるようにしましょう。

・異物が便器から排水管にかけて詰まっていないか確認する
汚水桝を遮断したら、異物がどこに詰まっているのかテストしてみましょう。トイレットペーパーをピンポン玉程度に丸めて、5~7個便器に入れます。大で排水して、汚水桝にトイレットペーパーが流れ着くか確認してください。汚水桝までトイレットペーパーが流れてくれば、異物による詰まりはないと判断できます。また、一緒に異物が流れてくればラッキー、何も流れてこない場合は途中で詰まっているので、すぐ水道修理業者に連絡して来てもらいましょう。

・便器内の見えるところにあるなら手を突っ込んで取り出す
異物を落としたときに、便器の排水口の見えるところに異物がある場合は、手を突っ込んで取り出してください。ビニール袋やビニール手袋を上手く使えば、直接手に汚水がかかることも防げるでしょう。

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とっとり水道職人(鳥取水道職人) 0120-492-315

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