【トイレの水が止まらない】原因と対処法を水道修理のプロが解説！ -とっとり水道職人 -鳥取県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

トイレの水が止まらないトラブルは、多くの家庭で突然発生する厄介な問題です。慌てて対応しても適切な処置ができず、被害が広がるケースが少なくありません。

水回りのトラブルは早期発見・早期対応が重要です。この記事では、水道修理のプロである私たちが、応急処置から原因、そして確実な解決方法まで詳しく解説します。

トイレの水が止まらない！まずは被害を最小限に

トイレの水が止まらないトラブルが発生した時、まず大切なのは落ち着いて行動することです。パニックになって間違った対処をしてしまうと、かえって状況が悪化しかねません。

水が止まらない状態を放置すると予想以上に深刻な問題につながるため、まずは応急処置として水を止める必要があります。この章では、トラブル発生時に知っておくべき重要な情報と、具体的な応急処置の手順を詳しく説明していきます。

放置すると起こる3つの重大な問題

・水道料金の異常な高騰

仮に24時間水が流れ続けると、1日で通常の1週間分以上の水を消費します。月の水道料金が数倍、時には数万円単位で跳ね上がることもあります。

・住宅への重大な損傷

フローリングの変色や床材の剥離、壁紙の変色やカビの発生など、建物に深刻なダメージを与えます。マンションの場合、階下への漏水事故による賠償問題に発展する可能性も高いです。

・衛生面でのリスク

常時水が流れることによる悪臭の発生や、湿気による細菌・カビの繁殖が起こりやすくなります。トイレ周辺の湿度上昇は、住民の健康被害にもつながりかねません。

トイレの止水栓を見つけて閉める手順

トイレの水を止めるためには、まず止水栓の場所を特定し、正しく操作することが重要です。

住宅の種類によって止水栓の位置が異なります。以下のポイントを確認して、早めに水を止めましょう。

止水栓の設置場所

• ●壁付きトイレ：便器の横や後ろの壁面
• ●床置きトイレ：便器の横や後ろの床面
• ●タンクレス便器：便器後方のパネル内

操作方法

• ●マイナスドライバーまたは手で右回り（時計回り）に回す
• ●途中で硬くなった場合は無理な力を加えない
• ●タンク内の水位が下がり、水音が止まれば成功

止水栓が見つからない場合の対処法

・マンション・アパートの場合

玄関付近のパイプシャフト（PS）内を確認。見つからない時は管理会社やオーナーに連絡して場所を確認します。

・戸建ての場合

玄関前や駐車場付近の地面にある水道メーターボックス内の元栓を確認。右回りに回して止水します。

・緊急時

止水栓が見つからないか操作できない場合は、すぐに水道修理の専門家に連絡。漏水が激しい場合は水道局にも連絡しましょう。24時間対応の修理業者なら、夜間でも対応可能です。

トイレの水が止まらない原因と症状を詳しく解説

トイレの水が止まらない原因は、発生箇所によって大きく4つのケースに分かれます。それぞれのケースで原因となる部品や症状が異なるため、的確な対処には状況の正確な把握が必要です。

タンク内の水が止まらないケース

タンク内の水が止まらない場合、ほとんどの原因はフロートバルブの不具合です。古くなったゴム部品の劣化や、浮き玉の位置ズレによって適切な水位調整ができなくなっています。

フロートバルブは水位を感知する重要な部品で、通常5～7年程度で劣化が始まります。水位が下がらず、オーバーフロー管から水があふれ出す状態は要注意です。

便器内で水が流れ続けるケース

便器内で水が流れ続ける場合は、排水弁の不具合が主な原因です。レバーを戻しても水が止まらない、もしくは微量の水が常に流れ続ける状態は、パッキンの劣化や異物の噛み込みによって起こるケースが多いです。

時には便器と床を接続する部分からの水漏れもあり、この場合は床が濡れる、異臭がするなどの症状が出ます。放置すると階下への漏水事故につながる恐れがあります。

手洗い金具から水が出続けるケース

タンク上部の手洗い金具からの水漏れは、蛇口部分のパッキンやO（オー）リングの劣化が原因です。使用頻度が高い部分なので、3～5年程度で不具合が出やすくなります。

ナットの緩みによる場合は締め直しで改善することもありますが、多くの場合はパッキンの交換が必要になります。水が飛び散って床が濡れる危険もあるため、早めの対処が望ましいです。

チョロチョロと音がするケース

タンク内から聞こえる微かな水の音は、給水弁の不具合を知らせるサインです。ボールタップと呼ばれる給水を制御する部品の摩耗や、配管内の水圧変化が原因となります。

この症状は比較的気付きにくく、気が付いた時には水道料金の上昇という形で表れることも少なくありません。夜間に耳を澄ませると水の流れる音が聞こえる場合は、早めの点検をお勧めします。

DIYでも対処できる！トイレの水が止まらない時の修理方法

トイレの水が止まらないトラブルの中には、専門知識がなくても対処できるケースがあります。ここでは、一般のご家庭でも安全に実施できる修理方法を解説します。ただし、無理な修理は逆効果になることもあるため、作業に不安を感じたら専門家に相談しましょう。

タンク内の部品位置を確認・調整

タンクのフタを開けて内部を確認します。フロートボールが排水弁をしっかり押さえているか、チェーンが適切な長さかをチェックしましょう。

フロートボールの位置がずれている場合は、アームを軽く曲げて調整できます。チェーンが長すぎたり短すぎたりする場合は、フックの位置を変えて長さを調整してください。

水位異常を発見したら

タンク内の水位はオーバーフロー管の上端から2～3cm下の位置が適正です。水位が高すぎる場合は、フロートの位置を下げて調整します。

水位が低すぎる場合は、給水量が不足している可能性があるため、止水栓を全開にして水量を確認しましょう。それでも改善しない場合は給水管のつまりや水圧低下が考えられます。

パッキンやゴム部品の交換方法

パッキンの交換は比較的簡単なDIY修理です。まず止水栓で水を止め、タンク内の水を流します。古いパッキンを取り外し、同じ形状の新品と交換します。

手洗い金具からの水漏れは、蛇口のパッキン交換で対処可能です。ナットを緩めてパッキンを取り出し、新品と交換します。作業後は水漏れがないか必ず確認しましょう。

DIY修理の限界を知っておく

以下のような場合は、DIY修理は避けて専門家に依頼することをお勧めします。

• ●配管からの水漏れ
• ●タンクと便器の接続部分の不具合
• ●便器のヒビや破損
• ●床からの水漏れ
• ●止水栓の故障

無理な修理は、かえって状況を悪化させる可能性があります。作業中に違和感を覚えたら、すぐに専門家に相談しましょう。

トイレ修理に必要な工具と部品を揃えよう

トイレの水漏れトラブルに備えるには、基本的な工具と部品を事前に用意しておくと安心です。必要な道具と入手先となる鳥取県内のホームセンターをご紹介しますので、いざという時のための準備をする時に活用してください。

基本の工具リストとおすすめ商品

トイレのDIY修理には、以下の工具が必要になります。

• ●マイナスドライバー：止水栓の操作や部品の取り外しに
• ●モンキーレンチ：ナットの締め付けに
• ●ペンチ：固いナットや部品の取り外しに
• ●パッキン類：サイズの異なる数種類を常備
• ●タオルやウエス：水漏れ対策に

これらは総額2,000円〜5,000円程度で揃います。DIY修理を行う場合は、以下のホームセンターでの購入がおすすめです。

鳥取県内のおすすめホームセンター5選

スーパーホームセンターいない 倉吉中央店本館

住所： 鳥取県倉吉市下田中町947-2

営業時間：7:30〜20:00

業務スーパー併設で生活必需品が充実。日用品や消耗品が安価で、広い駐車場を完備。徒歩アクセスも良好。

ジュンテンドー 久米店

住所：鳥取県米子市久米町188

営業時間：8:00〜19:30

ペット用品や園芸用品、灯油販売機などが充実。コイン精米機もあり、便利な施設が多い。スーパー併設で新鮮な食材も購入可能。

カインズFC鳥取店

住所： 鳥取県鳥取市古海字西加路田 590

営業時間：本館 ：9:30〜20:00

資材館：月〜土曜日：7:00〜20:00、日曜日：9:30〜20:00

家具や家電、ガーデニング用品など幅広い品揃えが特徴。価格が安く品質が信頼できるため、お買い得な商品が多い。駅から徒歩でアクセス可能。

スーパーホームセンターいない 米子店

住所：鳥取県米子市東福原7丁目22-1

営業時間：7:30〜20:00

ペットショップ併設で清潔感のある店舗。国道沿いに位置し、広い無料駐車場が便利。苗物や季節の植物が豊富。

ホームプラザナフコ 米子東店

住所：鳥取県米子市淀江町佐陀977

営業時間：8:00〜20:00

アウトドア用品やキャンプギアが充実。エレベーターやペット用カートがあり、買い物が便利。

水道業者に依頼すべきケース

トイレの水漏れには、DIYで対処できるケースと、専門家への依頼が必要なケースがあります。早めの判断で、無駄な出費や二次被害を防ぎましょう。

大掛かりな修理が必要な症状

タンクや配管の取り外しが必要な修理は、専門家に任せましょう。具体的には以下のような症状です。

• ●便器とタンクの接続部からの水漏れ
• ●床と便器の接合部からの水漏れ
• ●タンク内のボールタップ本体の交換
• ●オーバーフロー管の破損や交換
• ●給水管からの水漏れ

これらは特殊な工具や技術が必要で、誤った作業は深刻な漏水事故につながる可能性があるため、自己対応は避けてください。

応急処置では改善しないとき

以下のような状況も、専門家による本格的な修理が必要です。

• ●止水栓を閉めても水が止まらない
• ●パッキンを交換したのに水漏れが続く
• ●部品を調整しても数日で同じ症状が出る
• ●便器にヒビが入っている
• ●床下から異臭がする

このような場合、根本的な原因を特定し、適切な修理を行う必要があります。放置すると、より大きな故障や高額な修理費用につながるため、早めに専門家へ相談してください。

トイレの水のトラブルは「とっとり水道職人」へ

突然のトイレトラブルで困ったとき、頼りになるのが水道修理のプロフェッショナルです。とっとり水道職人は、鳥取県広域の水回りトラブル専門の水道局指定工事店です。お客様の「困った」にいつでも、迅速に対応させていただきます。

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• ●熟練の技術者による、安心・確実な修理作業

水まわりのトラブルでお困りの際は、お気軽にご相談ください。経験豊富な技術者が、適切な解決策をご提案いたします。