水のコラム

シャワーからの水漏れトラブル?原因や対処法を分かりやすく解説!

2023年01月10日  浴室のトラブル

シャワーから突然水漏れを起こす場合があります。この場合は、劣化や破損によるものが多くの原因です。まずは、止水栓を止めて一旦落ち着きましょう。突然のトラブルは焦ってしまうものなので、落ち着いてから行動することがおすすめです。

そこでこの記事では、シャワーからの水漏れ原因や対処法を詳しく解説していきます。シャワーはいろいろな部品がついているため、場所ごとの応急処置や対処法をお伝えします。ぜひ参考にしてください。

シャワーから水漏れしたときは応急処置で対応

シャワーから水漏れが発生したときには、とりあえず応急処置で対応しておきましょう。応急処置であれば自分で対処することが可能です。トラブル箇所によって対応する方法も異なるため、まずは応急処置方法から解説していきます。

蛇口から水漏れしているとき
蛇口から水漏れを起こしている場合は、ホームセンターでシールテープとマイナスドライバーを購入してください。ドライバーで止水栓を閉めたあと、バルブのネジをゆるめていきます。取り外せたら先端の下部にシールテープを巻きつけましょう。

その周囲に、シールテープを巻きつけることも大切です。巻きつけたら元に戻せば、応急処置の作業は完了です。

シャワーホースから水漏れしているとき
ホースから水漏れを起こしているときは、防水テープが必要になります。準備ができたらまずは、穴の空いている箇所を探してください。ホースが折れ曲がった状態で使用していると破損する場合があります。

穴の空いた箇所を見つけたら、その部分に防水テープを巻きつけていきます。巻きつけて水漏れが止まるようなら、そのまま使用することが可能です。見た目が気になる方は、ホースの交換を検討してください。

シャワー水漏れ応急処置に必要なもの
シャワーの応急処置に必要なものは、シールテープや防水テープです。そのほか、ドライバーなどの工具を準備しておくと安心して作業がおこなえます。テープ類が自宅にないときは、近くのホームセンターで購入が可能です。

止水栓を止めることを忘れてはいけない
修理するときだけでなく、応急処置をおこなう場合でも止水栓を止めることを忘れないようにしてください。そのまま作業をはじめると、水が溢れだして被害が拡大する恐れがあるからです。まずは、止めたか確認してから作業に入りましょう。

シャワーから水漏れする原因

ここからは、シャワーが水漏れを起こす原因を確認しておきましょう。トラブルの要因はさまざまです。どこの部分がどのようなトラブルを起こすかで、修理をする方法が異なります。まずは、1つずつ原因を解説していきます。

シャワーヘッドパッキンの劣化
シャワーヘッドから水漏れをしている場合には、パッキンの劣化を疑いましょう。パッキンは消耗品であるため、長期間使用していることで歪みや亀裂が入ります。そのため、隙間が生じて水漏れが発生するのです。

よく水漏れを起こす場所は、ヘッドとホースの接続部分です。ここにはOリングやUパッキンがはまっています。これが劣化してボロボロになると、水漏れの原因となるのです。劣化していないか確認してください。

シャワーヘッド内部部品の劣化
ヘッド内部の部品が劣化していることも考えられます。この場合は、ヘッド本体の交換が必要です。ホースと比較すると確率は低いのですが、やはりヘッドも消耗品になります。経年劣化により、内部部品が破損する可能性もあるのです。

ヘッド本体はホームセンターや通販でも購入できるため、新品に変えることも検討してみましょう。注意点はサイズを間違えないことです。サイズが異なるとホースとの接続ができなくなるため注意してください。

水栓のナットやボルトのゆるみ
ヘッドを上向きにしても水が止まらない場合は、水栓に原因があるかもしれません。とくに、ナットやボルトのゆるみで水漏れが発生してしまうケースもあります。水栓を確認してゆるみが生じている場合は、締め直してください。

ナットやボルトを締め直すことで、改善される場合があります。接続部を締めるタイプや本体の側面にあるネジ穴を締めるタイプがあるため、どこにあるかを確認しておくことも重要なポイントです。

水栓切り替えバルブの不具合
切り替えバルブの不具合でも水漏れは発生します。お湯と水をハンドルを回して出すタイプで、シャワーとカランの切り替えを行う場所です。ここの不具合が起きている場合は、シャワーの水漏れだけでなくカランからも水が出てくる症状も出ます。

十分な水やお湯が出てこなくなったり、水が止まらなくなってしまったりします。この状態では、バルブの交換をしなくてはなりません。構造もややこしいので、自信がない方は業者に相談してみましょう。

シャワーから水漏れしたときの対処法

原因や不具合が分かったら、その場所の対処をおこなっていきましょう。原因ごとに対処のやり方が異なるため、1つずつ紹介していきます。パッキンやヘッドはホームセンターで入手できるため、自分で行うことも可能です。

内部部品の交換などは少し難しいため、この記事を参考にして無理だと感じたら業者に依頼してください。ナットやボルトの締め直しは、誰にでもできる作業です。原因がゆるみであれば、自分でチャレンジしてみましょう。

パッキンの交換
パッキンの劣化で水漏れしている場合の対処法です。これは早急にパッキンの交換が必要になります。ヘッドとホースのつなぎ目を回して分解してください。分解すると中にパッキンが入っています。新しいものと交換して元に戻せば完了です。

内部部品の交換
バルブの不具合などの内部部品が劣化している場合は、新品と交換してください。水栓の種類によって構造が異なるため、説明書を読みながら作業を進めていきます。内部部品の交換は、経験や知識が必要です。無理せず業者に依頼してください。

シャワーヘッドの交換
ヘッドの交換方法は、止水栓を閉めたあとにヘッドを取り外していきます。このときにパッキンが破損していたら、同時交換をしておきましょう。また汚れを掃除をすることも大切です。あとは新しいヘッドと交換して水が出たら完了になります。

水栓のナットやボルトを締め直す
水栓のナットやボルトがゆるんでいたら、締め直す作業をおこないます。使用する工具はモンキーレンチを使います。レンチで軽く締め直して水漏れが止まれば、作業は完了です。強く締めすぎるとナットが破損する場合があるため、注意してください。

シャワーからの水漏れを業者に依頼するには

自分で修理できないと感じたら、業者に相談してください。その際どこへ相談したらよいのか分からない方は、下記の3箇所を検討してみましょう。これから紹介する業者は信頼性も高く、すぐに対応してくれる業者です。

工務店に依頼する
家を建てた工務店に相談することも、選択肢のひとつです。建てたときの情報がすべて残っている可能性が高いので、自分で調べる手間が省けます。地元の工務店であればすぐに駆けつけてくれる店舗も多いはずです。

メーカーに直接依頼する
使用しているメーカーが分かれば、メーカーに直接問い合わせすることもおすすめです。現在使用している部品が、まだ入手できるものなのかなども同時に確認できます。メーカー専属の修理業者もいるため安心です。

水道修理業者に依頼する
地域の水道修理業者に相談することもできます。水道局の指定業者であれば信頼性も高く、さまざまなトラブルでも対応が可能です。工務店やメーカーでは不安という方は、専門の指定業者に依頼してみましょう。

まとめ

シャワーからの水漏れは、パッキンの劣化や内部部品の破損が考えられます。またヘッド側のトラブルなのか、水栓側のトラブルなのかでも対処方法が異なるのです。まずは状況をよく確認したうえで、応急処置をおこなっておきましょう。

簡単な部品の交換や修理は自分で行うことが可能ですが、構造が複雑な内部部品などはプロに任せた方が安心です。慣れていない作業を無理に行うと、さらなるトラブルを招いてしまう危険性があります。

無理せず業者に依頼して解決させましょう。なお、シャワーヘッドの寿命は約8〜10年と言われています。使用してから5年を経過しているものについては、修理ではなく交換することがおすすめです。

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とっとり水道職人(鳥取水道職人) 0120-492-315

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