水のコラム

トイレの床に水たまりができている?原因と対処法を徹底解説!

2024年06月18日  トイレのトラブル

トイレの床に水たまりができる原因

トイレの床に水たまりができる原因として、多くの場合にトイレの水漏れが挙げられます。水漏れが発生しやすい箇所は、主に次の4つです。

 

給水管・洗浄管・止水栓からの水漏れ

トイレの給水管・洗浄管・止水栓などの接続部から水漏れが発生することがあります。これらの部品は、長期間使用することで摩耗してしまい、水漏れの原因となることが一般的です。主な原因は、ゴムパッキンや金属部の摩耗、そしてナットの緩みです。

 

・ゴムパッキンや金属部の摩耗

給水管・洗浄管・止水栓などの接合部には、ゴムパッキンや金属部が使用されています。これらの部品は、長期間の使用によって摩耗することがあり、これが水漏れの原因となります。特に給水栓や洗浄管の接続部分の摩耗は、水漏れを引き起こすため定期的な点検が必要です。

 

・ナットの緩み

給水管・洗浄管・止水栓の接続部分にはナットが使用されており、このナットが緩むと水漏れが発生します。ナットの緩みは、振動や長期間の使用などによって発生しやすい問題です。ナットの緩みが原因の場合、ナットをしっかり締め直すことで水漏れを防ぐことができます。

 

便器と床の間からの水漏れ

トイレの便器と床の間から水漏れが発生するケースもあります。これは主に、便器のヒビ割れ・設置不良・結露が原因となります。

 

・便器のヒビ割れ

便器のヒビ割れは、水漏れの一般的な原因の一つです。便器は陶器でできているため、硬いものをぶつけたり、熱湯を流したりすることでヒビ割れが発生することがあります。ヒビ割れが発生すると、汚水が床に漏れることがあり、これが水たまりの原因となるのです。

 

・設置不良

便器の設置不良も、水漏れの原因となります。便器と床の間に隙間ができていると、水が漏れやすくなります。この隙間は、設置時に必要な部品を付け忘れてしまった場合や、適切なシーリングが行われていない場合に発生することが多いです。

 

・結露

結露は、特に梅雨時や暖房を入れている時期に発生しやすい問題です。湿度が高く、便器やタンクの水の温度と室温の温度差が大きいと、結露が発生しやすくなります。結露によって便器やタンクの表面が濡れ、それが床に落ちることで水たまりができることがあります。

 

トイレタンクからの水漏れ

トイレタンクからの水漏れも、水たまりの原因の一つです。タンクのヒビ割れやタンク内の部品の故障、または結露などが原因で発生することがあります。

 

・ヒビ割れや部品の故障

トイレタンクからの水漏れは、タンクのヒビ割れやタンク内の部品の故障によって発生します。タンク自体がヒビ割れている場合や、タンク内の部品がうまく機能していない場合に、タンクの接続部分などから水が漏れることがあります。

 

・結露

タンクからの水漏れも、結露によって発生することがあります。タンク内の水温と室温の温度差が大きいと、タンクの表面に結露が発生し、それが滴り落ちることで水たまりができることがあります。

 

ウォシュレットからの水漏れ

ウォシュレットからの水漏れも、水たまりの原因の一つです。ウォシュレットのノズルの故障や、電気システムや配管の不具合などが原因となります。

 

・ノズルの故障

ウォシュレットのノズルの故障は、水漏れの原因となります。ノズルの止水便が故障すると、水が漏れ続けることがあります。また、ノズルの接続部分が緩んでいる場合も水漏れの原因となります。

 

・ヒビ電気システムや配管の不具合

ウォシュレットの電気システムや配管の不具合も、水漏れの原因となります。電気システムの故障によって水が止まらなくなったり、配管の接続部分が緩んだりすることで、水が漏れることがあります。

 

トイレの床に水たまりができたときの対処法

トイレの床に水たまりがあると、多くの人は慌ててしまうでしょう。水漏れの原因は、さまざまな場所から発生し得るため、最初に適切な対処を行うことが重要です。ここでは、トイレの床に水たまりができたときの基本的な対処法を紹介します。

 

止水栓を止める

まず、トイレの水漏れが続くのを防ぐために、止水栓を止める必要があります。止水栓は、通常ではトイレの壁や床近くに設置されており、水の供給を遮断する役割を果たしています。止水栓を止めることで、水漏れが進行するのを防ぐことができます。

 

  1. 止水栓の位置を確認します。止水栓はトイレタンクの近くにあることが一般的です。
  2. 止水栓のバルブを時計回りに回して閉めます。バルブが固い場合は、工具を使用しても構いません。
  3. 水の供給が止まったことを確認します。

 

止水栓を閉めることで水の供給が遮断され、トイレの水漏れが進行するのを防ぐことができます。

 

床にたまった水を拭き取る

次に、床にたまった水を拭き取ります。これは、床が腐食するのを防ぐために重要なステップです。また、水が他の場所に広がるのを防ぐためにも、早めに対応することが大切です。

 

  1. タオルやモップを使用して、床にたまった水を拭き取ります。
  2. 床の隅々まで丁寧に拭き取り、水気を完全に取り除きます。

 

床が水浸しのまま放置されると、床が腐食したり、カビが発生したりする可能性があります。従って、しっかりと水を取り除くことが大切です。

 

水が漏れている場所を特定する

最後に、水漏れの原因となっている箇所を特定します。これによって、適切な修理方法を判断することができます。

 

  1. トイレタンク・給水管・ウォシュレットなど、水漏れの可能性がある箇所をチェックします。
  2. 水漏れが発生している箇所を見つけたら、その箇所の状態を確認します。

 

  • ●タンクからの水漏れの場合は、タンクのヒビ割れや部品の不具合を確認します。
  • ●給水管からの水漏れの場合は、パイプの接続部分やゴムパッキンの状態を確認します。
  • ●ウォシュレットからの水漏れの場合は、ノズルの故障や電気システムの不具合を確認します。

 

水が漏れている場所を特定することで、修理の方法を判断することができ、その後の対処がしやすくなります。

 

自分でできる対処法

トイレの床に水たまりができた場合、すぐに対処しないと床が腐食したり、カビが発生したりと、さまざまな問題が起こりやすくなります。ここでは、自分でできる対処法について解説します。

 

ゴムパッキンの交換

ゴムパッキンは、トイレの給水管や止水栓、トイレタンクなどに使われている部品で、これが経年劣化すると水漏れの原因となります。パッキンはホームセンターなどで手軽に購入でき、自分で交換することも可能です。交換手順は以下の通りです。

 

  1. 水道の元栓を閉める:水道の元栓を閉めて、トイレへの水の供給を止めます。
  2. パッキンを交換する箇所を確認する:水漏れしている箇所を特定し、交換が必要なパッキンの種類と大きさを確認します。
  3. 古いパッキンを取り外す:パッキンのある箇所のナットをモンキーレンチなどで外し、古いパッキンを取り外します。
  4. 新しいパッキンを取り付ける:新しいパッキンを適切な位置にセットし、ナットを締め直します。
  5. 水道の元栓を開ける:元栓を開けて水の供給を再開し、水漏れが止まっているか確認します。

 

パッキンの交換は比較的簡単に行える作業ですが、部品の形状や大きさが異なるため、古いパッキンを持参してお店で確認するか、メーカーの説明書を参考にして購入することが重要です。また、交換方法が分からない場合は、水道業者に相談することも検討しましょう。

 

ウォシュレットの故障への対応

ウォシュレットの故障も水たまりの原因となります。ウォシュレットからの水漏れは、ノズルの故障や電気システムの不具合、配管の緩みなどが原因です。対処法は以下の通りです。

 

  1. 給水栓を閉める:まず、ウォシュレットへの水の供給を止めるために、給水栓を閉めます。
  2. 故障箇所を確認する:ウォシュレットの取扱説明書を参考にしながら、ノズルや配管、電気システムの状態を確認します。
  3. 部品を交換する:故障箇所が特定できたら、必要に応じて部品を交換します。交換用の部品は、メーカーの純正品を使用することが推奨されます。

 

ウォシュレットの修理は、構造が複雑なため難易度が高いことが多いです。そのため、自分で対応が難しい場合は、メーカーに相談したり、専門業者に修理を依頼したりすることをおすすめします。また、ウォシュレットの品番を調べて、メーカーや特約店に相談するのも良い方法です。

 

専門業者に相談すべき場合

トイレの水漏れは、早急に対処しないと、床が腐食したり、カビが発生したりする可能性があります。また、自力で修理しようとして失敗すると、被害が拡大する場合もあるので、専門業者に相談した方が良いケースも多いです。ここでは、専門業者に相談すべき場合について解説します。

 

便器のヒビ割れ

便器にヒビ割れが発生している場合、専門業者に相談するのが賢明です。便器のヒビ割れから水が漏れると、汚水が床に浸み込み、さらに大規模な修理が必要になることもあります。軽度のヒビ割れの場合、自分で補修することも可能ですが、根本的な解決にはなりません。早めに便器の交換や修理を依頼することが重要です。

 

便器の設置不良

便器の設置不良が原因で水漏れが発生している場合も、専門業者に相談すべきです。設置不良は、取り付け時に必要な部品を付け忘れていたり、適切なシーリングがされていなかったりすることが原因です。自分で修理しようとしても、問題が改善されないだけでなく、逆に悪化させてしまう可能性もあります。設置してから時間が経たないうちに水漏れが発生した場合は、設置を担当した業者に連絡することも検討しましょう。

 

トイレタンクの水漏れ

トイレタンクの水漏れは、内部の部品が多いため、素人では修理が難しい場合が多いです。例えば、タンクと水道管の接続部の故障や、止水栓のパッキンの劣化、さらにはタンク自体のヒビ割れなどが原因になり得ます。タンク内部の部品の交換や修理には、適切な工具と専門的な知識が必要です。自分で対応が難しいと感じた場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

 

専門業者に頼むなら「とっとり水道職人」へ

鳥取県でトイレの水漏れなどのトラブルが発生した場合、「とっとり水道職人」にご相談ください。「とっとり水道職人」は、鳥取県内全域で水回りのトラブルに対応しており、迅速かつ丁寧な対応で定評があります。

 

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「とっとり水道職人」は地域密着型の水道局指定工事店であり、信頼できる業者として知られています。簡易見積もりを依頼することも可能なので、料金の不安を解消するためにも活用すると良いでしょう。

 

鳥取県の水道について

鳥取県は、日本国内でも水の美味しさが評価されており、水道施設の整備やトラブルへの対応も優れています。ここでは、鳥取県の水道に関する基礎情報について詳しく見ていきましょう。

 

鳥取県の水の美味しさ

鳥取県の水は、その美味しさが特筆すべき特徴です。鳥取県は山間部が多く、豊富な湧水や地下水が流れているため、自然のミネラルが豊富に含まれた水が楽しめます。こうした美味しい水は、地域住民だけでなく観光客にも人気があり、鳥取市などでは観光資源の一つとして湧水スポットが紹介されています。

 

水道管の凍結対策

鳥取県では冬季に気温が低下するため、水道管の凍結対策が重要です。各市町村の水道局では、水道管の凍結防止対策として保温工事を行ったり、凍結防止用ヒーターを設置したりしています。また、住民に向けては、寒冷期における凍結防止のための注意喚起やアドバイスも提供されており、トラブルの未然防止に努めています。

 

地震に強い水道への取り組み

鳥取県では、地震対策として耐震性の高い水道施設の整備が進められています。地震発生時のライフライン確保を目指し、水道管の耐震化や浄水場の耐震補強が行われており、災害時にも安心して水を利用できるような取り組みが進められています。

 

鳥取県でよくある水のトラブル

鳥取県でよくある水のトラブルとしては、凍結による水道管の破裂や、古い水道管からの水漏れなどが挙げられます。また、井戸水を利用している家庭では、水質の変化や井戸ポンプの故障などの問題も発生しやすいです。こうしたトラブルに対して、鳥取県の水道業者は迅速かつ的確に対応してくれるため、安心して相談することができます。

 

自分で修理する際の鳥取県内のホームセンター・DIY店

鳥取県でトイレの修理を自分で行いたい場合は、ホームセンターやDIY店で必要な部品や工具を購入することができます。特に、鳥取県の主要都市には「カインズ」「コーナン」「ジュンテンドー」などの大型のホームセンターがあり、トイレの部品や工具が豊富に揃っています。また、DIY初心者でもスタッフに相談しながら購入できるため、安心して修理に取り組むことができます。

以上が、鳥取県の水道に関する基礎情報です。美味しい水や優れた水道施設、そしてトラブル時の迅速な対応など、鳥取県には安心・安全の水道環境が整っているといえるでしょう。

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