水のコラム
台所(キッチン)の水漏れ・濁った水が出る時の対処法
台所(キッチン)で水漏れが発生したり、濁った水が出たりした場合は、修理を行う必要があります。ここでは、台所(キッチン)のトラブルが発生する原因と対策について紹介しますので、ぜひご一読ください。
台所(キッチン)の水漏れ
台所(キッチン)で水漏れが発生した場合、どのように対処すべきなのでしょうか。ここでは、台所(キッチン)で水漏れが発生する原因と対策について解説します。
【水漏れの原因】レバー式水栓の場合
レバー式水栓が水漏れする場合は、内部にある「バルブカートリッジ」が原因であると考えられます。レバー式水栓とは、上下左右に動かせる水栓のことです。上下に移動させると水を止めたり流したりすることが可能。また左右に動かすことで、水の温度を調節できるようになります。
ただし自由にレバーを動かせる反面、隙間から水漏れが発生することもあります。これは、レバーにある「バルブカートリッジ」が消耗していることが原因です。バルブカートリッジは自力での交換作業も可能。ただし他の箇所が故障している場合は、バルブカートリッジを交換しても水漏れが直らないため、業者に修理依頼することをおすすめします。
【水漏れの原因】ハンドル式水栓の場合
ハンドル式水栓が水漏れする場合は、パッキンの劣化やナットの緩みが原因であると考えられます。ハンドル式水栓とは、「左側がお湯で右側が水の、2つの蛇口(ハンドル)があるタイプ」のことです。両方の蛇口を調節し、自分の好みの水温に調節できる、昔ながらのタイプの水栓です。
ハンドル式水栓は、蛇口下の結合部にあるパッキンが劣化し、ナットの緩みが原因であるケースが多いです。パッキンの交換やナットの締め直しは、一般の人でも対応可能。ただし自力での交換作業に自信がなく、うまく修理できなかったときは、業者に修理依頼をしてみてはいかがでしょうか。
台所(キッチン)の蛇口から濁った水が出る
「蛇口をひねったら赤茶色に濁った水が流れた」「水道水が白っぽくて気になる」といった悩みを抱えていませんか。台所(キッチン)で発生する水回りのトラブルは、水漏れだけでなく、濁った水が流れるといったケースもあります。そこでここでは、台所(キッチン)から濁った水が流れる場合、どのように対処すれば良いのか解説します。
・一時的に白い水が出る
「白い水が流れたけど、時間が経過したら無色透明の水に戻った」という場合は、水の中に細かい気泡(空気)が入っていることが原因です。水道を勢いよく流したりお湯を流したりしたときによくある現象で、健康には一切影響ありません。水道水を勢いよく流すと、急激に水へ圧力がかかるため、水の中に溶けていた空気が気泡になることで「白い水」が発生します。
また湯沸かし器の中で水が加熱された場合にも、空気が飽和して気泡となり、お湯が白く見えます。よってコップに勢いよく水をいれたりお湯を入れたりすると、水が白くみえることがあるのです。ただし白い水の正体は、水の中に溶けていた空気が気泡となって出てきただけ。水中に溶け込んだ空気の中身は、主に「酸素」「窒素」「二酸化炭素」であるため、健康に害はありません。
・継続的に白い水が出る
白い水が継続的に流れ続ける場合は、水道管が劣化しているかもしれません。水道管が老朽化すると、亜鉛や鉄などが水中に溶け出し、水が白く濁ります。健康に害が発生することはないケースがほとんどですが、「水がかなり白く濁っている」「水道水から臭いがする」といった場合は使用を中止し、すぐに水道管を交換することをおすすめします。水道管の交換を自力で行うのはほぼ不可能なので、業者に修理をお願いして、交換が完了するまではあまり水道を利用しないようにしましょう。
・赤茶色に濁った水が出る
台所(キッチン)の蛇口から赤茶色に濁った水が流れる場合は、給水管や管のなかにある泥や錆が原因です。鋼製の給水管や管が利用されている場合、長期間利用することで錆が発生し、これが剥離することで「赤茶色に濁った水」が発生します。また水道管の工事や消火栓バルブの開閉などがあった場合は、一時的に赤茶色に濁った水が発生することもあります。赤茶色に濁った水が流れる場合は、しばらく水を流し続けることでほとんど解決します。
ただしマンションにお住まいの場合は、貯水タンク内でトラブルが発生していることも考えられます。一定時間が経過しても赤茶色に濁った水が流れ続ける場合は、マンションの場合は管理会社や大家に連絡を、戸建ての場合は水道局まで連絡しましょう。
台所(キッチン)のトラブルでお困りなら
とっとり水道職人は、鳥取市・米子市・倉吉市などの鳥取県全域でお風呂の詰まり・水漏れ修理を行っています。台所(キッチン)のトラブルはもちろん、トイレや洗面所、お風呂場などのトラブルでお困りの際は、どうぞお気軽にとっとり水道職人にお問い合わせください。