水のコラム
蛇口をDIYで交換したら水漏れが……よくある失敗と対処法を解説【水道職人:プロ】

「蛇口の交換くらいなら自分でできるはず」とDIYに挑戦したものの、取り付け終わって水を出してみたら接続部から水漏れが……。
取り付けにミスがあったのか、それとも何か別の原因があるのか、とついつい焦ってしまいがちなシーンですよね。
こうした交換後の水漏れには、いくつか考えられる原因があります。
多くは取り付けの際の見落としによるものですが、なかには部品や蛇口側の問題が隠れていることも。
どこに原因があるのかが分かれば、自分で直せるケースもあるので、まずは落ち着いて確認してみましょう。
この記事では、DIYの蛇口交換の際によくある水漏れの原因とその見直し方、また自分で対処可能な範囲の判断基準などについてわかりやすくご紹介したいと思います。
目次
DIYの蛇口交換で水漏れが起きる主な原因

交換後の水漏れには、よくある原因がいくつかあります。
自分の作業を思い返しながら、どのケースに当てはまりそうか確認してみましょう。
シールテープの巻き方
もっとも多いのが、シールテープに関連した部分。
蛇口のねじ込み部分に巻くシールテープは、巻く向きが逆だったり、巻く回数が足りなかったりすると、すき間ができて水漏れの原因になります。
逆に巻きすぎても、ねじ込むときによれてしまうため、うまく密着してくれません。
巻く回数は5〜6回ほどが目安。
この加減が意外と難しい部分です。
パッキンの入れ忘れや劣化
接続部に入れ込むパッキンも、見落としやすいポイントです。
そもそも入れ忘れていたり、位置がずれて挟まっていたりすると、そこからじわじわと水がにじんできます。
また古いパッキンの使い回しにも注意が必要。
ゴムは年月とともに硬くなり、弾力を失っていきます。
劣化が進んだものは、見た目としてははまっていてもきちんと密着しきれず、水をうまく止めることができません。
せっかく蛇口を交換するのであれば、同じタイミングでパッキンも新しいものに替えておくことを強くおすすめします。
ナットの締め加減
配管をつなぐナットは、締め具合の調整が意外と難しいものです。
ゆるければ、当然すき間から水が漏れますし、かといって力任せに締めるのも逆効果。
締めすぎると、中のパッキンがつぶれてしまったり、樹脂の部品にひびが入ったりして、かえって水漏れを招きます。
手で締まるところまで締めたら、工具で軽く増し締めする程度が、ちょうどいい力加減と覚えておきましょう。
部品やサイズの選び間違い
見落としがちなのが、部品そのものの選び間違い。
蛇口やホースの口径、ねじの規格が合っていないと、どれだけ丁寧に取り付けてもすき間は残ります。
とくに、別のメーカーや品番の蛇口に替えるときは注意が必要。
本来必要なアダプターや変換金具を使っていないために、サイズが噛み合わず漏れる、というケースは非常に多いんです。
取り付け前に、部品の規格が手持ちの配管などと合っているか、改めて確かめておきましょう。
水漏れしている場所から原因を探る

水漏れを直すには、まずどこから漏れているのかを突き止めるのが近道。
場所によって、疑うべき原因も変わってきます。
ちなみに作業の前には、必ず止水栓もしくは元栓を閉め、給水を止めておきましょう。
水が出たままでは漏れている箇所も分かりにくく、作業もうまく進みません。
まずは「蛇口の根元」部分、壁や台とのつなぎ目からにじんでいるケース。
原因としてはシールテープやパッキンが疑わしいです。
一度蛇口を外してテープを巻き直したり、パッキンを入れ直したりしてみてください。
テープを巻く際は、ねじの向きに沿って、すき間を埋めるイメージで重ねていくのがコツです。
また給水管やホースとの接続部分から漏れている場合は、ナットの締め具合や、中のパッキンを見直してみましょう。
締め直しても止まらないときは、パッキンの劣化やサイズ違いの可能性も考えられるので、一度取り外してから改めて確認してみると、あっさり原因がわかったりするものです。
(関連記事:水道の蛇口のつなぎ目から水漏れ!原因と対処法を徹底解説)
自分で直せるケースと業者に頼むべきケース

自分で見直して直ることもあれば、自分では手に負えないケースもあります。
どこまでなら自分でやれそうか、その線引きを知っておかないと、無理な対応により部品や本体が破損してしまう可能性も。
自分で対処可能な範囲としては、接続部分の見直し程度で済むケースです。
- シールテープの巻き方が雑になっていた
- 古いパッキンをそのままつかっている
- サイズやメーカーの違うものを選んでしまっていた
- ナットの締め直しで改善した
こういったケースであれば、原因は取り付けのちょっとしたズレやミスの範囲。
落ち着いて再度手順を踏めば、自分でも十分に直せる範囲です。
一方で、次のような場合は無理に対処しようとしないほうが安心です。
- 水漏れの量が多すぎる
- 何度取り付け直してみても改善しない
- 給水管の根元など、配管側に直接つながる部分が関わっている
とくに配管につながる部分の作業は、失敗すると家屋が水浸しになったり、被害を広げてしまったりするおそれもあります。
直そうとして何度もいじるうちに、かえって状態が悪くなってしまうことはよくありますので、早めに専門の業者に任せていただくのが、結局は費用も抑えられて安心できる結果につながるかと思います。
まずは落ち着いて手順の見直しから
DIYで蛇口を交換したあとの水漏れは、取り付けの際の作業を見直すことで改善できるケースも多いです。
まずは落ち着いて止水をし、漏れている場所から順にチェックしていくのがおすすめ。
ただし、手を尽くしても水漏れが止まらなかったり、少しでも不安を感じてしまうようであれば、無理に続けず専門の業者にお任せください。
「とっとり水道職人」では、蛇口の取り付けや水漏れの修理はもちろん、配管まわりのトラブルにも幅広く対応しています。
お見積もりは無料でおこなっておりますので、自分での対処に迷ったときはお気軽にお声がけください。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
関連記事


台所(キッチン)のシンクは清潔第一!汚れ...
トイレの嫌な臭い、その原因とは?
床の水漏れは二次被害のリスクが高い!火災...
お風呂の蛇口が水漏れした時の原因と対処方...











