水のコラム

誤ってトイレに異物を流してしまった時にやってほしいこととやってはダメなことを解説!

2021年02月07日  トイレのトラブル


トイレが詰まってしまう原因は様々ですが、特に対処に注意してほしいのが、異物を流してしまった時です。対処を間違うと詰まりを悪化させたり、最悪の場合排水管が損傷し大きな水漏れを併発してしまうこともあるのです。トイレに異物を流してしまった時の対処法について、解説していきたいと思います。
 

トイレに流してしまう異物

トイレには、排泄物・トイレットペーパー、トイレに流せるおしりふきやトイレクリーナーなどを流しています。しかし、一見するとトイレに流せそうなものでも、詰まりの原因になってしまうことがありますので注意が必要です。
 
ティッシュペーパーや、猫のトイレ砂、嘔吐物や食べ残しなどは、トイレに流してしまいがちですが、詰まりの原因になるため、避けた方が良いでしょう。また、ペットの糞をトイレに流して処理をする人もいるのではないでしょうか?人間の排泄物と変わらないと考えてしまいがちですが、人間の排泄物と違って水に溶けにくかったり、毛が混入していたりするため、詰まりの原因になりやすいです。
 
また、アクセサリー・おもちゃ・タオル・メガネ・ペン・スマートフォンなどの固形物を誤って流してしまうことも多いかと思います。固形物を誤って流した時は、特に注意が必要です。大きな固形物は奥に流すのではなく、便器に引き出して取り除かなければなりません。
 

トイレに異物を流した時にやってはダメなこと

正しい対処をする前に、トイレに異物を流した時にやってはいけないことを把握しておきましょう。異物を流した時の基本は、奥に流さずに便座から引き出して取り除くことです。奥に流してしまうと、詰まりを悪化させたり排水管の損傷に繋がることがありますので注意してください。
 
【安易に水を流さない】
詰まっていることに気づいたら、安易に水を流さないようにしましょう。先ほどもお話したとおり、奥に流れると詰まりを悪化させてしまう可能性があるからです。
また、上手く水が流れていかないため、便座から汚水が溢れてしまうこともあります。異物を流した時には、安易に水を流すといいことがありません。しかるべき確認を行ってから試しに流すのであればいいのですが、最初にやることではありませんので絶対にやめましょう。
 
【安易にラバーカップや真空式パイプクリーナーを使用しない】
安易に水を流してはいけない理由と同じ理由で、ラバーカップや真空式パイプクリーナーを使用することも避けた方がいいでしょう。後述しますが、他の方法では取り出すことができなかった時に使用することはあります。しかし、トイレの詰まったからとりあえずラバーカップや真空式パイプクリーナーを使ってみるというような安易な考えで使用はしないほうがいいです。
 

トイレに異物を流した時の対処手順

トイレに異物を流した時は、しかるべき手順を踏んで対処する必要があります。順番通りに、作業するようにしてください。
 
【1.便器に手を入れてみる】
比較的手前に異物がひっかかっている場合は、手で取り除くことができる可能性があります。トイレの排水管は狭く曲がっているためある程度までしか手を入れることはできませんが、一番簡単な対処方法ですので、まずこれを試してみましょう。長めのゴム手袋を装着して、便器に手を入れてください。異物があるようであれば、引き出しましょう。
 
【2.一戸建ての場合は排水桝を塞ぐ】
一戸建ての場合は、外に排水桝があります。排水桝は、トイレの排水管と繋がっているため、異物が排水桝に流れてくる可能性があります。それ以上奥に流れていかないようにするために、排水桝を塞ぐ必要があるのです。塞ぐといっても完全にではなく、異物がそれ以上流れていかないようにするだけにして、水は流れていくようにしましょう。
 
マンションなどの集合住宅である場合は、排水桝を塞ぐことは難しいため、この時点で業者に依頼した方がいいかもしれません。状況によっては、他の住人に迷惑がかかってしまうこともありますので無理な作業はおすすめできません。
 
【3.通水テストをする】
排水桝を塞いだら、通水テストをしてみましょう。水位が通常の高さか、または低い場合に通水テストをしてみましょう。水位が高い場合は、完全に詰まっている状態のため、通水テストは必要ありません。
 
通水テストは、排水桝を確認しながら行いますので、二人で作業するようにしてください。トイレットペーパーをゴルフボール程度の大きさに丸めたものを数個作り、便器に入れて水を流してみましょう。詰まっていないのであれば、水とトイレットペーパーが排水桝に流れてきますので便座から排水桝の間に異物がひっかかっていることになります。トイレットペーパーと一緒に、異物が流れてくる場合もあります。異物が流れてきて取り出せたのであれば、問題は解決です。トイレットペーパーが流れて来ないのであれば、明らかに詰まっている状況です。
 
【4.通水テストでトイレットペーパーが流れて来た場合】
通水テストでトイレットペーパーが流れてきたのであれば、何度か流しているうちに排水桝に異物が流れてくることがあります。排水桝さえ塞いで便座から水が溢れないのであればトイレの水を流しても問題ありませんので何度か流してみましょう。
 
【5.通水テストでトイレットペーパーが流れてこない場合】
通水テストでトイレットペーパーが流れてこない場合は、最終手段として、ラバーカップや真空式パイプクリーナーを使用して引き出してみるという方法があります。
 
これはマンションであってもできますが、誤った方法で行ったり排水管に圧をかけすぎてしまうと排水管の損傷に繋がってしまうでしょう。できればラバーカップや真空式パイプクリーナーは使用せずに、業者に依頼することをおすすめします。
 

鳥取県の水のトラブルはとっとり水道職人にお任せください

トイレに異物を流してしまった時は自分で対処できない可能性もありますので、無理に作業を行わないようにしてください。少し試して、できそうもなかったら業者に依頼しましょう。
 
とっとり水道職人は、鳥取市・米子市など鳥取県全域の対応が可能です。鳥取県の水のトラブルはとっとり水道職人にお任せください。

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とっとり水道職人(鳥取水道職人) 0120-492-315

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