洗面所の掃除はメラミンスポンジで解決？実は怖い洗面台掃除の裏を解説！ -とっとり水道職人 -鳥取県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

メラミンスポンジとは何か？

メラミンスポンジは、石鹸や洗剤を使わずとも汚れを落とせるので、環境に優しいといわれています。だからと言って無条件で使用してもいいもの、ということでもありません。

メラミンスポンジの原材料はメラミンとホルムアルデヒド、つまり「皮膚障害」の元になる危険物質です。そのため、まかり間違っても掃除以外の用途で使ってはなりません。使用方法を守って、正しく使えば、掃除の強い味方となってくれます。

メラミンスポンジを用いていい場所

・水栓・蛇口（メッキ素材）
メラミンスポンジを用いて掃除してもいい場所の代表例は水栓・蛇口です。頑固な汚れが蓄積しやすいので、メラミンスポンジで効率よく汚れを取り除けます。細かく切って使いやすくしたメラニンスポンジできれいに磨いて汚れを取ってください。しかしメッキ素材以外だと傷つけてしまうので、メッキ素材かはしっかり確認しましょう。水垢やぬめり程度であればメラミンスポンジで簡単に防げます。

・玄関
玄関の床はとにかく汚れがつきやすい場所であり、気が付くとかなり汚れているものです。そのため、まずは箒でしっかりゴミやチリなどをしっかり外に出してください。それからメラミンスポンジを用いれば簡単に汚れを落とせるでしょう。しかし、床の材質次第では傷つけてしまうこともあるのでしようしていいかどうかを確かめてください。玄関に用いる場合は材料をしっかり見極めて用いなければなりません。

・ガスコンロやタイル
ガスコンロやコンロの周りのタイルはとにかく汚れがつきやすいので用いても特に問題はないでしょう。水につけたスポンジを使ってゆっくり丁寧に磨いていくと容易に汚れを取り除けます。年末年始の掃除で苦労している方もこれで万事解決ではないでしょうか。ただし、使うときにはコンロの材料を傷つけないように優しくそっとなでるように磨きましょう。

・換気扇
換気扇もまた汚れがつきやすく、特に台所や風呂の換気扇は放っておくとあっという間にカビが発生してしまいます。症状がそこまでひどくない場合は、メラミンスポンジを用いるだけで汚れを落とせます。しかし、あまりにも頑固な油汚れの場合には「セスキ炭酸ソーダ」を吹きかけて放置しておいてください。頑固な汚れの場合は研磨剤だけでは落とせないので、市販の洗剤を用いるのがベストです。

メラミンスポンジを洗面台の掃除に用いても大丈夫？

・洗面台の掃除に使ってしまうとNG
実はメラミンスポンジを洗面台の掃除に用いてはならないことはご存知でしょうか？正確にはメッキ素材の蛇口には使っても大丈夫ですが、洗面台では使ってはなりません。なぜならば洗面台の素材にメラミンスポンジを用いると素材が傷ついてしまうからです。実際に効果が強烈だからと誤った使い方をして、取り返しのつかないことになる可能性もあります。

・人の皮膚に使ってはならない
2つ目に、メラミンスポンジを人の皮膚に使ってはなりません。特にしつこい汚れがついた場合に使いがちですが、肌を傷つけてしまい一生残ってしまいます。最悪の場合皮膚科のお世話になってしまうことになる位人間の皮膚はデリケートにできているのです。そういうことにならないよう、あくまでも掃除限定でメラミンスポンジを用いてください。まかり間違っても人に対して用いることは、立派な傷害になってしまいます。

・歯磨きに使ってもいけない
そしてこれもまた子どもがやりがちなことですが、歯磨きに使うことも決してなりません。歯の黄ばみが落ちないという理由で使おうとする人がいますが、歯を傷つけてしまいます。皮膚同様に人間の歯もデリケートにできているので歯のエナメル質がやられている可能性があるのです。そこを知らずに使ってしまうと、今度は歯科のお世話になる事態になりますので、掃除のみに用いましょう。

・特定の洗剤とは一緒に使わない
メラミンスポンジは基本的に洗剤を使わなくても汚れが取れるようにできています。そのため塩素系漂白剤などのような次亜塩素酸ナトリウムがある洗剤を用いると有毒になってしまうのです。市販の洗剤を用いても掃除は可能ですが、併用してはいけない洗剤もまたあるのです。使用方法を正しく守ってお使いください。

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