水のコラム

トイレで使う水の量とその節水方法について

2021年08月01日  トイレのメンテナンス

トイレで使う水の量を節約したい!そんなときは?

毎回使用するトイレで、どのくらいの水が使われているかご存じでしょうか?
毎日使用していても、あまりそこまで深く考えることはないのではないでしょうか。 
水洗トイレを使用する際は、必ず水を流します。
どんなに節水し、水道料金を抑えたいと思ってもなかなか難しいところです。

しかし、ほんの少し工夫をすることで毎日の水道料金を節約できたらいかがでしょう。
水の節約は環境にも優しく、年間を通して考えれば水道料金の節約にもつながります。
お住まいのトイレを今一度点検し、余分な水を流しすぎないで済むようにしてみましょう。

トイレで使用する水の量は?

一般的な水洗トイレで使用する水の量ですが、『大』レバーで8リットル、『小』レバーで6リットルと言われています。
ただし、古い水洗トイレでは10リットル以上もの水が流されており、その場合水道料金は多くかかってしまいます。
メーカーや機種によっても水の量は違う場合があるので、ご自宅のトイレの水量を調べてみましょう。

最近では、節水機能が付いているものが多く販売されています。
現在、世界各国には深刻な水不足が問題となっているため、洗浄水量規制というものがあるのです。
今も10リットル以上の水量が流れる古いトイレもありますが、各国の節水への取り組みが展開されている中で、これは制限を大幅に超えた水量となります。

そのため、日本のトイレメーカーでは節水機能に優れた製品も数多く販売されています。
ご自宅での節水は、ご家庭の家計だけではなく、地球にも優しいと言えるでしょう。

すぐにできる節水方法とは?

ご自宅のトイレが節水タイプではない場合、いくつかすぐにできる節水方法があります。
必要に応じて、できることから試してみましょう。

・ペットボトル
トイレタンク内に水の入ったペットボトルを入れて、タンク内の水をカサ増しする方法です。
テレビなどの節約情報番組でよく取り上げられていましたので、一度は聞かれたことがあるかもしれません。
しかし、この方法は最近ではおすすめされていません。

ペットボトルが倒れたり、タンク内の部品に触れることで、中の部品が壊れたり、水の流れに影響が出る場合があります。
また、最近ではペットボトルを入れたときの節水は効果が極めて薄いとも言われていますので、修理が必要となったときのほうが出費はかさんでしまいます。

現在タンク内にペットボトルを入れて、そのまま入れたことを忘れてしまっている方もおられるかもしれませんので、すぐにご自宅のトイレタンクを点検しましょう。

・節水リング
ホームセンターなどには、トイレタンク内に設置する節水リングが販売されています。
この節水リングは、タンク内の鎖に取り付けるだけでゴムフロートが速く閉まり、そのため誰でもできる簡単な取り付けで、お手軽に節水効果があるのが特徴です。
ただし、トイレのメーカーや機種によっては取り付けできないものもありますので、一度ご確認ください。

・節水器ロスカット
タンク内の排水弁に直接取り付けるもので、排水量を節約できるにもかかわらず、水圧も下げないという特徴があります。
そのため、多い時には年間約2万円の水道料金の節約になるとも言われており、ご家族が多く、トイレを使用する回数が多いところでは大変効果的です。
ただし、トイレタンクがない場合は使用できない可能性もありますので、購入前には注意が必要です。

ほかにもある?自分でできる節水方法

普段から気を付けることで、ほかにも節水方法があります。
できることから少しずつ行ってみましょう。

・音姫を使う
トイレで節約できる方法に、余分な水を流さない、ということが挙げられます。
音姫などを使用し、必要以上に余分な水を流さないようにしましょう。

・『小』レバーの活用
ほとんどのトイレには『大』と『小』レバーがあります。
レバーの使い分けができていない、または流れに不安があるなど、必要に応じて使い分けできていない人も多いのではないでしょうか。
タンク内に水が正常に蓄えられていれば、『小』レバーでも確実に流れますので、使い分けし、それぞれのレバーを活用しましょう。

・節水機能に優れたトイレに変える
メーカーや機種にも異なりますが、現在古いトイレでは約10リットル以上の水量は流れます。
その一方で、新しいもので約3.8リットルの水量のものあり、およそ三分の一もの節水を行える機種もあります。
年間で考えると水道料金の節約と、節水に大きく役立つのではないでしょうか。

節水を考えたら、トイレ点検も忘れずに

節水を考えたときに、一緒にトイレタンクの点検も行いましょう。
水道料金が大幅に高い場合は、どこかに故障や修理が必要な箇所があるのかもしれません。

また、節水の方法によっては排泄物がしっかりと流れずに、排水管のつまりの原因になることがあります。
気になることがあれば自分で対処する前に、専門家へ相談してみるのもよいでしょう。

トイレのトラブルはとっとり水道職人にご相談ください

とっとり水道職人では、鳥取市、米子市、倉吉市、江南町、日南町、日野町、南部町など、鳥取県全域でトイレなどを含む水回りのご相談を承っています。

そのほかにも、浴室、キッチン、洗面所など、水回りのトラブル解消にお役立ていただけます。
ぜひお気軽にご相談ください。

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とっとり水道職人(鳥取水道職人) 0120-492-315

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