水のコラム

床の水漏れの原因と対応方法は?急な水トラブルに備えましょう

2021年10月03日  水漏れトラブル

床から水が漏れている場合、キッチンや洗面台などの水回りに不具合がある場合がほとんどです。
少し床が濡れているだけだと、水をこぼしたものと勘違いして、そのままにしてしまうこともあります。

しかし、そのせいで被害が拡大してしまうこともあるので、気をつけなければなりません。
床の水漏れを放置しておくと、床やそこにあった家具にカビが生え、腐食してしまうこともあります。

マンションやアパートなどの集合住宅の2階以上にお住まいの場合は、階下への水漏れのことも考えなければなりません。
こうならないためにも、床が濡れている場合は、きちんと原因を突き止めて対応する必要があるのです。
今回は、床の水漏れの対策方法をまとめました。

水漏れの原因は?

床が濡れているのに気が付いたら、まずは原因を突き止めなければなりません。
水漏れであったとしても、どこから水が漏れているかが判明しないうちは、手の打ちようがないからです。
最も多いのが、キッチンのシンクの下が濡れているというパターンです。

この場合、床下の排水管から水が漏れている可能性があります。
排水管は床下にあるため、普段は目にしないものですが、長年使用しているうちに経年劣化してしまいます。
そうしてつなぎ目がずれてしまい、排水管自身が破損してしまうと、そこから水が漏れてしまうのです。

排水管の寿命は15年、長くて20年くらいで、決して半永久的に使えるものではありません。
思ったより耐用年数が短いと感じた方も多いのではないでしょうか。

排水管に問題がないようであれば、次に疑うべきなのは給水管です。
給水管も排水管と同じように、劣化や破損などが原因で、水が漏れてしまうことがあります。
給水管だと自分で対応するのはかなり難しいため、原因が判明したらすぐに、専門業者に対応を依頼する必要があるでしょう。

蛇口から漏れた水が、床に広がっていたというケースも考えられます。
何らかの理由で蛇口の根本から漏れた水が、壁やシンクをつたって床に溢れているのです。
床の水漏れが疑われる場所は、一箇所ではありません。
疑わしい場所を一つずつチェックして、水漏れの原因を突き止めなければなりません。

原因が判明したら応急処置をして水道業者を呼びましょう

原因がどこにあっても、まずやらなければならないことは、これ以上水が漏れないようにすることです。
そのためには、水を流すことをやめなければなりません。
排水管や給水管からの水漏れの場合は、交換が必要になることがほとんどです。

しかし、業者に頼らず交換するのはほぼ不可能なので、まずは水道業者に連絡して対応を依頼しなければなりません。
復旧までにはかなりの時間がかかることを覚悟しなければならないでしょう。

その間、水を流さないのは簡単なことではありませんが、被害を拡大しないために必要な処置です。
濡れた床はしっかり拭き、さらに新聞紙を引いて床の水を吸い取り、床下へ水が染み込むのを防ぎましょう。

排水管の破損を補修するためのテープもありますが、キッチンの排水管に使用するのはおすすめできません。
キッチンの排水は、他の水回りと違い、油を含んだ水が流れている可能性があるからです。

給水管や蛇口からの水漏れの場合は、止水栓を閉めてそれ以上水が流れないようにする必要があります。
止水栓はハンドル式でない場合も、マイナスドライバーなどで簡単に閉められます。

これなら、水漏れしている場所だけ水を止められるので、その他の水回りは普段通りに使えて安心です。
もし止水栓の場所がわからなければ、水道の元栓を閉めましょう。

この場合は、家中のすべての水回りが使えなくなるので、ご注意ください。
応急処置をしたら、すぐに専門業者に電話してください。

二次被害に気をつけましょう

床の水漏れで恐ろしいのは、水漏れそのものの被害よりそれによる二次被害です。
最初に挙げられる二次被害が、床や柱の腐食です。
腐食までいかなくても、カビが生えてしまうことも少なくありません。

床が腐ってしまうと、床材をすべて貼り替えなければなりません。
床や柱が湿気ることより、家全体が傷んでしまって、思っていたより長く住まいない可能性もあります。

また、床下に水が染み込んだ場合は、シロアリなどの害虫が発生するおそれもあるのです。
置いてあった家財道具も、当然傷んでしまう可能性もあります。
水漏れに気が付いたら、大事な家具で動かせないほど大きなものは、新聞紙やビニールを巻いて養生しておくことをおすすめします。

集合住宅の場合は階下の住人への対応も大切です

マンションやアパートの2階以上にお住まいでしたら、すぐに管理会社にも連絡しましょう。
集合住宅にお住まいだと、階下に住んでいるのは、ほとんどの場合赤の他人です。

もし、階下まで水が漏れて、住民の家財道具に影響が出た場合は、損害賠償を請求されることになるでしょう。
金銭的には火災保険でどうにかまかなえるかもしれませんが、対人トラブルに発展しないように誠心誠意対応しましょう。
階下の人にとっても、急に天井から水が漏れて家財道具がダメになるのは、とてもショックなでき事に違いありません。

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