水のコラム

冬場の給湯配管凍結に注意!_お湯が出ない原因と対処法

2023年07月23日  水道管の凍結

冬場になると気温が下がり、給湯配管が凍結してお湯が出なくなることがあります。これは、住宅の配管が露出している場合や断熱が不十分な場合に起こりやすい現象です。

給湯配管が凍結すると、お風呂やシャワー、洗面所などでお湯が出なくなるため、生活に支障をきたす可能性があります。そこで、本記事では冬場の給湯配管凍結に注意し、お湯が出ない原因と対処法について解説します。

冬場にお湯が出ない原因とは

冬場にお湯が出ない原因は、給湯配管の凍結が最も一般的です。給湯配管が凍結すると、お湯が出なくなるだけでなく、水漏れの原因にもなるため、早急な対処が必要です。

そのほかにも、給湯器のトラブルや、湯船の栓が詰まっている、ヒーターが故障している、電源が切れているなどの原因もあります。しかし、これらの原因は比較的簡単に解決できるものが多いため、まずは給湯配管の凍結に注意しましょう。

給湯配管凍結の予防方法

給湯配管が凍結しないようにするには、以下のような予防策が効果的です。

断熱
給湯配管が露出している場合は、断熱材を巻き付けるなどして保温対策を行いましょう。また、配管が通っている壁や天井などの断熱も必要です。断熱材を施すことで、室内の温度を保ち、配管の凍結を防ぐことができます。

通水
長期間、水が通っていない場合にも凍結することがあるため、一定期間ごとに水を出すことが大切です。また、夜間は水を少量ずつ流すことで、凍結を防止することができます。

電熱テープ
給湯配管に電熱テープを巻くことで、凍結を防止することができます。電熱テープは、自動的に配管の温度を調整し、配管内の水を凍結させないように保ちます。

室温調整
室内の温度が低い場合にも、給湯配管が凍結することがあります。そのため、室内の温度を一定に保つように気を付けましょう。特に、外出する場合は、室温が下がりやすいため、十分に注意して室温を調整しましょう。

給湯配管凍結時の対処法

給湯配管が凍結してお湯が出なくなった場合、まずは以下の緊急対処法を試しましょう。

まずは配管がどこにあるかを確認し、凍結の範囲を把握します。場所によっては、自分で凍結を解除することができない場合があります。

次にヘアドライヤーなどの温風を当てて、凍結部分を温めます。時間がかかる場合がありますが、凍結が解けるとお湯が出るようになります。沸騰したお湯を、凍結部分にかけることで凍結を解除することができます。ただし、配管が壊れる恐れがあるため、注意が必要です。

最後に水を少しずつ出すことで、凍結部分の温度を上げ、凍結を解除することができます。

給湯配管凍結時の復旧方法
緊急対処法で凍結を解除できなかった場合は、専門業者に依頼することが必要です。しかし、自分で行うことができる復旧方法もあります。

まずは配管がどこにあるかを特定し、凍結の範囲を把握します。また、凍結している部分が配管のどの位置かも把握しましょう。

次にヘアドライヤーなどで凍結部分を温めます。時間がかかる場合がありますが、凍結が解けるとお湯が出るようになります。

そして、配管が壊れていないか点検します。配管を点検することで、問題のある箇所を早期に発見して修理することができます。以下は配管を点検する際に確認するべきポイントです。

・配管が古くなっていないか
・配管の接合部分に亀裂やゆるみがないか
・配管が傾いていないか
・配管の周りに隙間がないか

これらのポイントをチェックすることで、配管に問題がないかどうかを確認することができます。もし問題がある場合は、早めに修理することが大切です。

また、冬季には給湯器周辺に保温材を巻くことも効果的です。保温材を巻くことで、配管が凍結するのを防ぎ、お湯を出し続けることができます。

ただし、保温材の巻き方には注意が必要です。間違った巻き方をすると、逆に配管の凍結を促してしまうこともあるため、取扱いには注意が必要です。

給湯配管凍結時の復旧方法
水が出ない場合は、配管が凍結している可能性があります。配管が凍結している場合は、以下の手順に従って復旧してください。

まず、給湯器の電源を切ります。これは、水が凍って配管を破壊することを防ぐためです。

次に、配管の凍結箇所を特定します。凍結している箇所を見つけることができれば、水を流すためにその箇所を解凍することができます。凍結箇所がわからない場合は、配管全体を加熱することが必要です。

凍結箇所を特定できない場合は、配管全体を加熱する必要があります。ヘアドライヤーや暖房器具を使って配管を加熱することができます。加熱する前に、水道栓を開いて水圧を下げます。また、火を使って加熱することは避けてください。

配管が凍結していた場合は、水圧が高くなっていることがあります。水圧が高い場合は、水道栓を開いて水圧を下げます。水圧を下げないと、配管が再び凍結する可能性があります。

冬場の給湯配管凍結は、日常生活に深刻な影響を与えます。凍結が発生する前に予防することが最も重要ですが、万が一凍結が発生した場合は、適切な対処を行うことが必要です。給湯配管凍結に備えて、冬季のメンテナンスを行い、常に配管の状態を確認することをお勧めします。

お湯が出ない時のチェックリスト

お湯が出ないと不便なことが多いですが、必ずしも深刻な問題が原因であるとは限りません。まずは以下のチェックリストを確認して、簡単なトラブルである場合は自分で解決することができます。

水道メーターを確認する
水道メーターのバルブが閉まっているとお湯が出ないことがあります。メーターのバルブが閉まっていないか確認してください。

他の蛇口を開けて確認する
お湯の蛇口以外の蛇口を開けて、水が出るかどうか確認してください。水が出ない場合、水道メーターのバルブを開けてください。

給湯器の電源を確認する
給湯器の電源が入っているか確認してください。また、給湯器のエラーコードを確認することで、何らかのトラブルがあるかどうか判断することができます。

給湯器のガスバルブを確認する
給湯器のガスバルブが閉まっているとお湯が出ないことがあります。ガスバルブが開いているか確認してください。

お湯が出ない時の対処法

以下は、お湯が出ない場合の対処法の例です。

水道メーターのバルブを開ける
水道メーターのバルブが閉まっている場合は、バルブを開けてください。

給湯器の電源を確認する
給湯器の電源が入っているか確認してください。電源が入っていない場合は、電源を入れてください。

給湯器のガスバルブを開ける
給湯器のガスバルブが閉まっている場合は、バルブを開けてください。

給湯器のエラーコードを確認する
給湯器のエラーコードを確認し、必要に応じて修理を依頼してください。

水道管の凍結を解除する
水道管が凍結している場合は、ホットカーペットやハンドドライヤーなどを使って、水道管を解凍してください。

水道管の詰まりを解消する
水道管が詰まっている場合は、専門家に依頼して、詰まりを解消してもらいましょう。

まとめ

お湯が出ないという状況は、日常生活において非常にストレスがたまるものですが、チェックリストと対処法を確認することで、自分で解決できる場合もあります。

しかし、トラブルが深刻である場合は、専門家に依頼することが重要です。また、定期的なメンテナンスを行うことで、同様のトラブルを未然に防ぐことができます。

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