水のコラム

寒波なのに灯油が高い!その他の防寒対策【水道職人:公式】

2025年01月30日 


2月4日から「立春寒波」が到来します。
今季の冬では最も強く、近年でも稀にみる強さの寒波が予想されており、多くのご家庭で防寒対策を講じています。
 
中国地方ではマイナス12℃の寒気が流れ込むため、普段雪が降らない地域でも積雪の恐れがあるでしょう。
鳥取県の中心部では雪はめったに降りませんが、立春寒波では降雪の可能性があります。
また、山間部では例年以上の積雪量が予想されるため、注意が必要です。
 
寒波への対策として、多くの方が灯油による防寒対策を検討されます。
しかし、2024年12月から「燃料油価格激変緩和補助金」が段階的に縮小することが決定し、1月16日からは灯油が約5円値上がりしています。
 
灯油による防寒対策は経済的な負担が大きくなるため、代替の防寒対策を探している方も多いでしょう。
今回は、灯油を使用しない効果的な防寒対策をご紹介します。
 

住宅への防寒対策がおすすめ!


窓や隙間からの冷気を防ぐことで、室内を効果的に暖かく保つことができます。
また、「コールドドラフト現象」への対策も重要です。
これは暖房器具で暖められた空気が冷たい窓ガラスなどに当たり、床面に下降して室内の温度差が生じる現象のことを指します。
 
適切な住宅の防寒対策は、水道管の凍結リスクも軽減できるためおすすめです。
 
寒波時は水道管の凍結も大きな懸念事項です。
屋内の水道管も油断はできません。
屋内外を問わず、冷気に触れる部分は凍結のリスクがあります。
 

防寒対策1┃断熱効果のある壁紙


「断熱シート」や「壁紙シール」を壁に貼ることで、室内の断熱効果を高めることができます。
これらはホームセンターで購入できる手軽な断熱材です。
簡単に貼り付けられるため、急な寒波でも迅速に対応できます。
 
壁のリフォームを予定している場合は、壁内部への断熱材の施工もご検討ください。
断熱効果に加えて防音性も向上し、室内外の音も軽減できます。
 

防寒対策2┃インナーサッシ


「インナーサッシ」の設置で、窓の断熱性が大幅に向上します。
 
インナーサッシとは、いわゆる「二重窓」のことです。
建築・設備業界では、窓のことをサッシと呼んでいるのです。
 
技術の発展により、近年では高性能な断熱サッシも開発されているため、窓の完全交換という選択肢もあります。
 
インナーサッシでは、既存の窓の内側に追加で窓を設置し、二重窓を作ります。
これにより、窓と窓の間に空気の層ができ、窓から熱が出にくくなり冷気が入りにくくなるのです。
この空気層はクッションのような役割を果たします。
 
インナーサッシは断熱効果に加えて、防音効果も期待できるでしょう。
 

防寒対策3┃隙間を埋める


住宅には窓や玄関ドアなど、さまざまな場所に隙間が存在します。
これらの隙間から熱が逃げ、冷気が入り込んで室温が下がってしまうのです。
 
寒波時は、窓の隙間を「隙間テープ」で塞ぐことをおすすめします。
隙間テープはスポンジ付きの厚みと伸縮性のあるテープです。
窓の隙間に貼ることで、スポンジが隙間を埋めて空気の流入を防ぎます。
 
ただし、玄関やお風呂など、日常的に開閉する場所や水気のある場所では使用できません。
このような場所には「パネルボード」を活用してみてください。
 
玄関ドアや窓の内側にパネルボードを立てかけることで、隙間からの冷気を軽減できます。
隙間テープよりも効果は薄くなりますが、何も対策しないよりは室温維持に力を発揮するでしょう。
 

防寒対策4┃足元の防寒


コールドドラフト現象による足元の冷えは、厚手のカーペットで対策できます。
 
ただし、床暖房使用時はカーペットが熱を遮断してしまうため、使用は控えめにしましょう。
同様に、ジョイントマットも床暖房の熱を遮断するため、防寒対策としては適しません。
 
床暖房がないお宅では厚手のカーペットやジョイントマットを、床暖房があるお宅では床暖房を足元の防寒対策にご活用ください。
 
小さなお子様やペットのいるご家庭では、怪我や床の傷防止のためにカーペットやジョイントマットを使用されている場合もあるでしょう
床暖房の効果が感じられない場合は、カーペットやジョイントマットが熱を遮断している可能性があります。
その場合には厚みの調整をお試しください。
 

防寒対策5┃暖房器具の併用


こたつとエアコン、ホットカーペットとヒーターなど、複数の暖房器具を組み合わせることで、効果的に室内を暖めることができます。
部分暖房だけでは、その場所を離れた途端に寒くなり、腰が重くなって動けなくなることがあります。
快適に過ごすためにも、暖房器具の併用がおすすめです。
 
また、加湿器を使うことも防寒対策には効果があります。
意外かもしれませんが、湿度が下がると体感温度も下がります。
日本は多湿な国で、夏場は湿度で暑く感じますが、この原理は冬場にも当てはまり、適度な湿度があると暖かく感じられるのです。
 
暖房器具は室内の空気を乾燥させがちです。
乾燥した空気はインフルエンザウイルスなどが生存しやすい環境となるため、加湿器は感染症対策としても有効です。
 

防寒対策6┃リフォームの検討


既存の防寒対策で不十分な場合や、リフォームをお考えの方は、高断熱住宅への改修を検討してみてください。
 
鳥取県では「令和6年度 鳥取市住まいの断熱リフォーム支援補助金」が利用できます。
この補助金は既存住宅の断熱改修工事が対象です。
 
申請や対象の設備には条件がありますが、最大20万円の補助を受けられるため、リフォームの大きな支援となります。
 
令和6年度分の受付はすでに終了していますが、令和7年度の受付が開始されるかもしれません。
リフォームを検討している方は、鳥取県のホームページをこまめに確認しておいた方が良いでしょう。
 
参考:令和6年度 鳥取市住まいの断熱リフォーム支援補助金について┃鳥取県
 

水道の凍結対策はとっとり水道職人へ!


水道の凍結対策や凍結後のトラブルは、とっとり水道職人にお任せください!
 
鳥取県の降雪が少ないエリアにお住まいの方は、水道の凍結対策にあまり慣れていないかもしれません。
住宅と同様に水道も寒波への対策が重要で、適切な対策により寒波後の水道管破裂などのトラブルを予防できます。
 
とっとり水道職人では、お客様に代わって水道の凍結対策を施すことも承っております。
自己対応が難しい場合は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
 
また、とっとり水道職人では凍結対策について動画でもご紹介しています。
凍結対策の参考としてご活用ください。
 
【緊急】冬の水トラブル対策!知らないと損する…今すぐやるべきこと3選

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