水のコラム
ペットボトルを使った自己流の節水はもう古い!トイレの水の正しい節水方法を紹介
トイレを流す水は、風呂の残り湯のように何かに1度使ったものではなく、給水管からキレイな水道水を流しています。
そのため、キレイな水なのだからできるだけ節約したいと思うのも無理はありません。
しかし、自己流の古い節水方法はトイレの詰まりのリスクが高く危険です。
そこで、トイレの正しい節水方法を紹介するので、トイレの水を節水したい方はぜひ参考にしてください!
目次
一般家庭の水道代でトイレの排水が占めるのは約20%
一般家庭の水道代のうち、約20%がトイレで消費していると言われ、たとえば10,000円の水道代なら約2,000円分がトイレで使用されていることになります。
近年はトイレの性能により1回あたりの排水量が異なるものの、10年から15年前のトイレと最新の節水トイレを比較すると、約3倍もの排水量の違いがあります。
家族構成やトイレの使用頻度により、水道代金は家庭ごとに異なりますが、10年以上前に設置したトイレを使用している場合は、節水や節水トイレへの切り替えも検討する方が良いでしょう。
タンク内にペットボトルを入れると本当に節約できるの?
タンク付トイレの節水方法として、水を入れたペットボトルをタンクに入れる方法が一時期流行りました。
沈めたペットボトルの分だけ排水量が減り節水できるという理論の節水法ですが、実際はトイレにとってはリスクが高く、詰まりを誘発するような行為です。
トイレタンク内の部品を破損させる恐れがあることや、本来の排水量を少なくすることで十分に排せつ物を流せなくなり詰まる恐れがあります。
トイレ使用者にとっては節水をがんばっているつもりでも、トイレにとっては詰まりを誘発させる行為やタンク内の破損を招く行為でしかありません。
こんなにリスクを負ってまで節水したいなら、これから紹介する方法を試してみてください。
従来のトイレと比較して20%節水!おすすめのアイテムを紹介!
タンク付トイレを利用している方のほとんどに利用できるのが、水洗トイレ節水器ロスカットです。
これはトイレに流す水量や水圧はそのままに、タンクに水が貯まるまでの栓のあそび時間をカットできるものです。
トイレを大で流したあと、流した分の水がタンクに貯まるまでの間、便器にチョロチョロと水が流れているのを知っていますか?
あのチョロチョロと便器に流れ込む分をカットしてくれるのが、水洗トイレ節水器ロスカットなのです。
タンクの内部は効率的に排水できるように、排水レバーを使うと渦を巻いて流れるよう設計されています。
タンク内には排水をコントロールするための栓があるのですが、渦の勢いに乗って少しの間ゆらゆらゆれて栓ができない時間が発生します。
当然ながら、このゆらいでいる時間に流れた水はただの無駄であり、もったいない部分です。
水洗トイレ節水器ロスカットは、ゆらいでいる状態から速やかに栓がハマるのを補う商品で、大1回あたりの排水で5Lほど節水することができます。
この水洗トイレ節水器ロスカットは、どの年代のトイレでも水量や水圧を変えなくて良い部分が最大の魅力であり、本来なら無駄に捨てられていた水を節水できるのがメリットです。
こうした実力が認められて、大手外食チェーンや有名ホテル、レストラン、旅館、大手企業、レジャー施設など非常に多くの企業が取り入れています。
なお、取付は排水弁に直接取り付けるだけの簡単操作のみ、半永久的な効果があるので一般家庭のトイレの節水にも貢献するでしょう。
従来のタンク付トイレと節水トイレの水量比較!
タンク付の古いトイレでも正しい節水方法を実践すれば、年間20,000円ほどの水道代を節約できます。
そうなると気になるのは、最新の節水トイレはどのくらい節水できるのかということです。
メーカー各社では、10年前のタンク付トイレに比べて約75%の水を節水できると発表、わずかな水で流せることをアピールしています。
仮に大1回で10L流すトイレと比べたら2.5Lで流せるということなので、見た目にも節水できることがわかるでしょう。
さすがに、水洗トイレ節水器ロスカットを使っても最新の節水トイレにはかないませんが、節水トイレは設置条件が厳しく、誰でもどこでも設置できるものではありません。
わずかな水で排せつ物を流すだけの水圧を発生させるため、2階への設置は難しく、立地や水道管からの距離なども関係してきます。
条件に合うなら節水トイレへの切り替え、難しいようなら水洗トイレ節水器ロスカットを使うといったように、臨機応変に節水すると良いでしょう。
トイレの水を節水は水回りトラブルの専門業者に相談
とっとり水道職人は、鳥取市や米子市を中心とした鳥取県全域を対象に水トラブルのフォローをする修理専門業者です。
トイレの節水相談や節水トイレの設置などの相談はもちろん、家庭内の水回りの水漏れや詰まりなどの異常にもすばやく対応できます。
気になる症状がある、急に水が止まらなくなったなど、些細なことでもお気軽にご連絡ください。