水のコラム

お風呂場の徹底掃除!便利なアイディアと裏ワザ

2021年08月01日  浴室のメンテナンス

お風呂場の頑固な黒カビには

お風呂場の汚れで困ることといったら、頑固な黒カビではないでしょうか。
市販のカビ除去剤を使っても取り切れないカビには、ちょっとした裏ワザがあります。

その裏ワザとはカビ除去剤をスプレーする前に、熱めのお湯をかけること、たったこれだけです。
しかしこのほんのひと手間で、カビ除去剤の効き目がかなり変わってくるのです。

カビが広く繁殖しやすい浴槽エプロンなどに特に有効で、エプロンを外した後、シャワーの温度を40℃~50℃にして奥の方も含めて全体にまんべんなくかけ、熱でカビをふやかします。

エプロン内部が温まったら、カビ除去剤を全体にしっかり噴射して、20分ほど置きます。
その後シャワーで洗い流し、残った汚れがあるときは、ブラシでこすって落とします。
最後にしっかりと乾かしてから、蓋をしてください。

さらに頑固な、パッキンのカビには、カビ除去剤パックがおすすめです。
パッキンのカビ汚れにカビ除去剤を噴射して、ゴム手袋をした指でなぞって隙間なく塗り込みます。
その上からティッシュを折り畳んで密着させ、ティッシュの上からもスプレーをします。

長く浸透させるため、渇かないようにラップでパックをして30分ほど放置してください。
最後にパックを外して洗い流せば、黒く汚れたパッキンが真っ白によみがえります。

最近ではパッキン用の粘度の高いカビ除去剤や、カビの発生を抑制するものも売られているので、そちらも併用してみるとより良いでしょう。

水垢にはクエン酸パックが効果的!

お風呂の鏡や蛇口、見落としがちなところではシャワーヘッドにも、水垢が溜まります。
気付かないうちに、水垢がつまりシャワーの出が悪くなっているかも知れません。
そんなときは、酸性の効果で水垢やカルキを分解してくれるクエン酸パックをお試しください。

洗面器やバケツにお湯を張り、クエン酸を大さじ3ほど入れてよくかき混ぜて溶かします。
ティッシュまたはキッチンペーパーを浸して作ったクエン酸パックを、水垢の気になる部位に貼って30分~1時間放置します。
シャワーヘッドは3枚ほど重ねて使って、しっかり包み込みましょう。

蛇口などのこびりついた水垢には、さらに上からラップでパックして長めに放置するとより効果的です。
浴槽の側面汚れにも有効ですので、ぜひたくさん作って活用してください。

カルキ汚れ、水垢を分解してくれるので、放置した後に残っている水垢も、スポンジで少しこすれば簡単に落ちてくれることでしょう。
最後によく洗い流せば、こすりすぎて傷をつけることもなく、元のピカピカな状態を取り戻せます。

クエン酸がご家庭にない場合は、レモン果汁100%のレモン汁でも代用できます。
環境面でも安全ですので、汚れを溜めないよう、気付いた時にこまめに実践してみてください。

お風呂グッズの水垢、石鹸カス、皮脂汚れには、衣料用漂白剤

お風呂場掃除で面倒な、椅子や浴室棚、洗面器などの小物は、すべて浴槽に入れて浸け置き洗いをしてしまいましょう。
衣料用漂白剤のアルカリ性が、水垢や皮脂汚れなどを分解して除去し、漂白成分がぬめりやカビ汚れを落としてくれます。
浴槽に入るのなら浴槽の蓋なども一緒に入れてしまってOKです。

あらかじめ浴槽にお湯を張っておいてから、汚れの気になるお風呂用品を入れます。
粉末状の衣料用漂白剤を丸ごと一本分浴槽の中に投入し、粉末が溶けきるまでしっかりとかき混ぜます。

普段より高めの50℃前後の設定で2~3回ほど追い焚きを繰り返しながら、1時間ほど放置しましょう。
お湯が熱いので、触らないように注意してください。

あとはシャワーで流すだけでするすると汚れが落ちるようになります。
どうしても残ってしまう頑固な汚れも、スポンジで軽くなでれば簡単に落とせるでしょう。

追い焚きの蒸気で汚れが浮きやすくなるので、同時に壁や天井の汚れを掃除すると、効率よく、かつきれいに仕上がりますが、追い焚き中に浴室にいる場合はなるべく換気をするか、浴室の扉を閉めて外にいることを推奨します。

なお、衣料用漂白剤で追い焚き洗浄をしたあとは、排水して浴槽を洗い、再度お湯を溜めて、水道水のみでの追い焚きをして内部のすすぎを行ってください。

手軽にできる裏ワザ

お風呂場の鏡の水垢が、もはや10年以上年季の入ったウロコ状態であったとしても、クエン酸パックでほとんど落とせます。
しかし、もしもそれでもまだ頑固に残っている場合には、クエン酸パックで汚れを浮かせたら、歯磨き粉をつけたメラミンスポンジでくるくると優しくこすってください。
歯磨き粉に含まれる研磨剤の力で、鏡を傷つけることなくピカピカによみがえります。

また、浴室の汚れを増やさないようにするには、何よりも水分を早めに乾燥させることです。
風呂上がりに熱めのシャワーを壁一面にかけて、水分の蒸発を少しでもうながすというのも一つの手です。

また、少し面倒に思われるかも知れませんが、風呂上りに乾拭きすることが何よりの予防になります。
乾拭きをするだけで目に見えてきれいな状態をキープできますので、徹底的に浴室のお掃除に励んだ後などに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

水まわりのご相談はとっとり水道職人にお任せください

とっとり水道職人では、鳥取市をはじめ米子市、倉吉市、境港市、日吉津村、大山町、北栄町など鳥取県全域で、ありとあらゆる水まわりのトラブルに対応しています。

お風呂に限らずトイレや洗面所、キッチンなど、水まわりのことでお困りの際にはどうぞお気軽にとっとり水道職人までご相談ください。

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